臨床心理学教育についての個人的な研究の一環で、本サイト運営を行っています。仕事や研究のあいまですが、変更点がわかり次第、随時更新していきたいと思います。大学や大学院での心理学教育に関しては、本サイトの趣旨と異なることから掲載しませんが、ここでは臨床心理学を学ぶための予備校について、予備校を探される方の便宜をはかるため、調査結果について掲載しています。
 大学院受験予備校の情報を調べ、電話や無料相談会に参加するなどして得た情報をランキング形式で紹介します。評価内容や評価基準は、みんなが一番気にする料金、立地、講師、授業内容、合格実績など、出版活動など、その他特徴という分野に分けて掲載しています。  

 調査によると、大手予備校はひとり一人に割ける時間が少なく、かなり合格率が低いため、合格"率"を書けずに合格者"数"だけ書くなど、ごまかしているようにも見えます。これを統計学を扱う心理学では、"統計のウソ"として禁止されているのですが・・・大手予備校には関係ないのでしょうか。
たとえば、のべ100名合格していても、予備校生ひとりが、2つの大学院に合格していると実質50名しかいないことになります。予備校生総数が300名だと、6分の1(17%)しか合格していないことになります。合格のためには、大きすぎず小さすぎない予備校を選びましょう!

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臨床心理士資格試験とその勉強法は?

臨床心理士資格試験は2014年4月現在、東京のみで実施されています。臨床心理士資格試験にかかる費用は、受験料と合格後の登録料を含めると8万円になり、遠方から受験に行く方は、交通費、宿泊費(1次審査と2次審査の2回分)が加算されます。

臨床心理士資格試験は1次審査と2次審査からなり、1次審査を合格した者のみが2次審査を受験できます。

1次審査は、専門科目と小論文(専門職大学院修了者は免除)です。専門試験は100問の選択問題です。内容は心理学全般と統計、事例問題が中心です。小論文は臨床心理に関するもので、2時間で1000字~1200字に収めないといけません。

2次審査は口述試験(面接)です。1人15分~20分、面接官は2人です。こちらも大学院入試と同じく、志望動機や自身のオリエンテーションなどについて聞かれます。

臨床心理士資格試験の勉強法として、とりあえず必須なものは書店などで購入できる過去問を解くことでしょうか。その他、大学院時代の仲間で自主的に勉強会を開いている場合もあります。 

最近では臨床心理士資格対策に乗り出している予備校もあります。料金も大学院受験に比べて低料金で済むことから、こういった予備校を利用して効率的に学習を進めるのも有効ですので、予備校に一度問い合わせてみても良いかと思います。 予備校をメインの勉強場所に使うもよし、予備校をサブ的にペースメーカーとしても使うとよしといったところですね。

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